東京都は17日、2025年度予算案の一般会計歳出総額が9兆1500億円程度となり、4年連続で過去最高を更新する見通しだと発表した。24年度当初予算は8兆4530億円だった。特別会計と公営企業会計を加えた全会計総額は17兆8400億円程度の見込み。知事 ...

歴史のあるまち並みや自然など独自の景観を地域活性化に生かす自治体が増えている。建物の高さや色彩などの基準を定めた「景観計画」を策定した自治体は全国の約4割になった。景観を守ることは観光誘客に加え、地域住民のつながりを深めることにもなる。愛媛県内子町は ...

1992年4月、我がアパレル第三部に新しい部長が赴任してきた。貿易畑のエースと言われた加藤誠さん。米国からの帰任だった。本当は別の重要ポストへの起用がほぼきまっていたが、ジョルジオ・アルマーニとの契約更改を任された。加藤さんの本意だったかどうかは分か ...

「とある地方の銀行員」というTikTok（ティックトック）アカウントをご存じだろうか。山梨中央銀行が開設したもので、約1年半でフォロワー数1万人以上を獲得するなど大きな成果を上げている。デジタル発のタレント事業を展開するホリプロデジタルエンターテイン ...

ドラマ、舞台、音楽と多分野で活躍するアーティストの初エッセー集だ。タイトルの「フキサチーフ」とは、完成した絵画が色褪（あ）せたり擦（す）れたりしないよう、最後に吹き付ける定着液のこと。日々の景色や出会いを、書くことで描写して「。」をつける。「たくさん ...

今回もお染久松が登場する芝居だが、外題の後ろ半分、「色読販」と書いて「ウキナノヨミウリ」と読む。作者はかの鶴屋南北である。『新版歌祭文』が、「お染久松」の情話を扱ったさまざまな先行作を踏まえた「新版」であったように、それからさらに一世代を経た南北の活 ...

受験シーズンが到来し、合格の願掛けとなる食品が人気を呼ぶ。森永製菓は2024年12月、ゼリー飲料の定番ブランドで限定パッケージ「Winゼリー」を発売した。きっかけはSNSで、消費者が「Winゼリー」とデザインしたお守りをつくる動画が広がっており、商品 ...

▼基礎年金　日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する公的年金を指す。日本の年金制度は3階建てで、1階部分がすべての人が加入する基礎年金にあたる。国民年金と呼ぶことも多い。会社などに勤務している人が加入する「厚生年金」は2階建てになり、 ...

新NISA（少額投資非課税制度）が始まって2年目を迎えた。2024年は世界的な株高を背景に、指数に連動する投資信託を買えば資産は増えやすかった。25年は米大統領にトランプ氏が就任するなど、経済環境の変革予兆もある。新NISAの使い方を巡っては、一部の ...

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本連載『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか』では、リクルートワークス研究所の調査結果を分析し、主に30代・40代と比較したZ世代の実像に迫る。◇　　◇　　◇「若手との接し方、どうすればよいのかわからない」「自分が若手の頃と違いすぎる」「若 ...

長崎県対馬市にあるJA対馬で、共済に絡む巨額の不正流用事件が2019年に発覚した。当事者である職員は自ら運転する車で海に落ち、疑惑を抱えたまま死亡した。事件の背景に何があったのか。膨大な取材で真相に迫った力作だ。まず驚くのは、周到で緻密な不正の手口だ ...